Twitterやフェイスブックでできる誹謗中傷対策の機能を紹介します。

自分の身は自分で守る

SNSを利用していると、何気ない発言がきっかけで誹謗中傷の被害に巻き込まれる可能性があります。
誹謗中傷を行う人の中には、他人を攻撃することで快楽を感じている悪質なユーザーも潜んでいるため、私たちは自分の身を自分で守らなければいけません。

 

では、私たちにできる誹謗中傷への対策とは何なのでしょうか?

 

それぞれのSNSで行える誹謗中傷への対策

 

国内でもよく利用されているSNSサービス

 

利用者の多い各種SNSでは、誹謗中傷対策が行われるようになりました。
「X(旧Twitter)」「Instagram」「LINE」「Facebook」で利用できる誹謗中傷への対策を確認していきましょう。

 

X(旧Twitter)

Xでは、誹謗中傷の対策として「返信者制限機能」が追加されました。
この機能を使うと、ユーザーが行った投稿に対してリプライできる人が限定されるため、無関係の人から攻撃的なコメントを受け取るリスクを回避できます。

 

またダイレクトメールの受信制限も行えるため、必要に応じて設定しておけば必要以上に誹謗中傷の被害を受ける心配がありません。

 

Instagram

Instagramでは「抑制」という誹謗中傷への対策機能が追加されました。

 

この機能を利用すると、一定期間の間、対象のユーザーからのコメントを非表示にできます。
あなたをフォローしていないアカウントからの攻撃はもちろん、最近フォローしたばかりの人からの攻撃も防げるので、非常に利便性の高い誹謗中傷対策です。

 

LINE

LINEでは「ブロック」「通報」といった機能が誹謗中傷対策として役に立ちます。
ブロック機能は悪質な誹謗中傷を投げかけてくるユーザーに対して、メッセージを非表示にする機能です。

 

併せて対象のアカウントを通報しておくと、アカウントにペナルティを与えて貰えます。

 

また誹謗中傷の予防策として「そもそも友達登録できないようにする」という対策方法があります。
「メッセージ受信拒否」という項目をオンにし、見知らぬアカウントからの誹謗中傷の被害を事前に防ぎましょう。

 

Facebook

Facebookでは「ブロック機能」が誹謗中傷対策として有効的です。
ブロックを行われたアカウントは、あなたの投稿を見ることもメッセージを送ることもできなくなります。

 

Facebookはコミュニティ規定に明確な対策が記載されているほど誹謗中傷への対応が手厚いので、申請を行えば削除対応を行って貰うことも可能です。
しかし証拠が消えてしまうと発信者情報開示請求の際に不利に働くので、事前に証拠だけは確保しておきましょう。

 

SNSで必要のないキズを負わないために

 

危険が潜むSNSへの警鐘

 

SNSを利用している人ならば誰にでも誹謗中傷に遭うリスクがあります。
健全な利用者が不要なキズを負わないためにも、今から自分にできる誹謗中傷対策を行ってみてはいかがでしょうか。